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【ココペリメンバー】エンジニアリングマネージャーが語るマネジメントと組織づくり|村上 拓也

2021.07.21  |  ココペリについて 採用 

エンジニアリングマネージャーとして6月に入社した村上 拓也(@Mura_Mi)。
ココペリに感じた魅力や組織作り、今後チームに求められる人材について聞いてみました。

今までの経歴を教えてください

4年制の大学でマーケティングを中心に経営・金融などを学んだ後、2012年に新卒としてシンプレクス・コンサルティング (現: シンプレクス株式会社) に入社しました。
コンサルティングという社名ですが、当時自分が携わっていた仕事は金融機関向けのシステム屋さんやパッケージベンダーという意味合いが強かったですね。複数の銀行の金利デリバティブのリスク管理システムの開発や導入に携わっていました。
2016年10月、サイバーエージェントのアドテクスタジオ (現: AI Studio) に転職します。エンジニアとしてスキルアップしたかったことと、自分で作って運用するシステムが収益を生むという環境に身を置きたかったのが一番でしたね。いわゆるモダンな技術やチームビルディングについても色々と学びました。
2018年に FOLIO という Fintech 企業に就職して、エンジニアの仕事とマネージャーの仕事をいい塩梅でバランス取ってやっていました。シンプレクスのときにやりたかった資産運用サービスに携わるということが出来る環境で、しかもサイバーエージェントで学んだことも活かせそうで、これは行くしかない!という感じでした。
そこから色々あって2020年に CADDi という会社へ。ここでもエンジニアとして入社したんですが、どちらかと言うとマネジメント業を行うことのほうが多かったですね。採用活動、評価制度運用の改善、開発プロセスのコーチング、新規アプリケーション立ち上げでの技術選定… 色々やりました。
ココペリは PdM森さんとの間に共通の知人がいて紹介してもらいました。

エンジニアから見た金融サービスを創る面白さってなんでしょう?

「金融サービスに携わる面白さ」は、金融の Enabler 的側面に携われること。金融は「お金を余らせている人」が「お金が足りない人」を助ける仕組みです。確かにトレーディングの狭い視点で見ればゼロサムゲームなんだけれども、金融がある世界とない世界の差分を見れば、金融が果たす社会貢献は明らかなのかなと。
僕が大学に入って一番最初に受けた授業は「金融概論」、そのなかでもマクロ金融 (本当はマクロ金融 という言葉はその大学のローカルワードなんだけど) の授業で、企業と家計の間でのお金の循環と、そのお金の循環を逆流させる金融市場、という絵が黒板に描かれたのを覚えています。特に FOLIO 時代以降、あの授業を受けた日のことを思い出すんですよね。不思議な感覚です。

ココペリのどんなところが面白そうだと思いました?

2つあります。
Big Advance (以下BA)に働く力学。金融機関が BA を中小企業におすすめしようとするインセンティブがある、そして、導入していただくことでビジネスマッチングやチャットなどを通して、銀行・金庫の行員の仕事を単なる融資営業から経営支援に変える事ができるポテンシャルがありますよね。
大学のゼミで、NHKドラマの「ハゲタカ」を鑑賞して、その内容についてディベートを行うという、ちょっと風変わりな課題がありました。柴田恭兵が演じる銀行員がバブル崩壊後の「貸し剥がし」で顧客を自死に追い込んでしまったシーンがショッキングで。今になって思うと、そうじゃない銀行員の姿に少しでも貢献できるのでは?というポジションに居る意義はすっごい感じます。
何より、これだけの面をすでに押さえていること。こういう事業に関われる機会はそう簡単にやってこないと思います。
その上で、自分自身のことで言うと、ココペリの開発組織の状況に自分の経験が求められているという実感があったことが、ココペリで働くことを面白そうと思った理由です。
ココペリの選考では、PdM森さんと取締役COO森垣さんに会社の説明を受けて、森垣さんから会社のビジョンを聞いてすごく心に響きました。
最終面接でもココペリの課題に対して僕が貢献できると期待を持ってもらっているのが伝わりました。

EMとしての入社は初めてとのことで、楽しみや不安、こうしていきたいと思うこと教えてください

不安はたくさんあって、過去2社通じてもマネジメントをするロールとして大きく成功したという実感もないですし、ココペリで使っている技術にとても詳しいというわけでも無い中でどういう貢献が出来るんだろう?という部分は入社直後くらいまでは結構大きかったですね。最近減ってきたけど今でも無いわけじゃないです。
一方で、楽しみは「EMとして」はそんなに無いかな…。 ロールは関係なく、純粋に、自分が「良い」と思える事業の成功に貢献できることを楽しみにして仕事をしている感じです。ただ、この1ヶ月でも EM としての手応えはまぁまぁあって、自分でもそれが楽しいなと思うことはあるし、そういう手応えが積み重なっていくと良いかなと思ってます。

今後こうして行きたい、という意味では「問題をど真ん中に置く」ことからブレないこと。自分もSWEとして働いていて、よくわからないマネージャーが入ってきて自分はどうなるんだ?と思った経験は何回かあるわけです。そんな経験を振り返って、「良かった人」と「良くなかった人」を分けるのは何か?と考えて…。何が分水嶺になってたかはヒミツなんですけど、その分水嶺の良い方に行くには、真摯に問題にフォーカスすること「問題vs私たち」の姿勢で仕事に取り組み続けることしかないんじゃないかと思っています。

ココペリの開発チームって、どんな組織・文化でしょうか

一番は今のプロダクトや事業の状況を理解していて、会社のミッションやビジョンに対する共感が強いところが特徴ですね。ビジネスで一定の成果が出ているので、そこに変な疑問を抱く人もいなくて、みんなプロダクトを信じられている。そういうベクトルのアラインに腐心しなくてよいというのは、マネジメントに携わる立場としては「話が早いな!」と思いますね。

村上さんに期待される役割って具体的にどんなことだと思いますか?

ただ「問題解決です」って言うと深さも具体性もないので… もうちょっと踏み込むと、「ココペリのビジネスに必要な組織を作っていくこと」だと思います。
ココペリが色んな人から期待してもらっている現状があって、それに応えられる組織。今の期待値を満たし続ける持続可能性もそうだし、今後のビジネスの展開や成長にも応えていけるようにしたいです。
それこそ、Big Advance の会員数が次の ”10x” を迎えるためにはどうするのか、更に収益の生産性を ”10x” させるにはどうしたらよいか。両方できたら “100x” ですからね。もちろん、ただ「売りつける」ことをするのではなく、事業を通して「企業価値の中に、未来を見つける」ことが出来なきゃいけない。それを叶える組織づくりですね。

足元の具体的な仕事で言えば、採用活動のテコ入れを採用担当と一緒に取り組んでいたり、解くべき、フォーカスすべきエンジニアリングの課題を OKR を通じて明らかにしていったり、ツール周りなどの整備をしたり… ということをしていますが、全部そのことに通じていると忘れないように仕事をしたいです。

村上さんはアウトプットもインプットも多いですよね。最近読んで良かったタイトルを教えてください

ライティングソフトウェアですね。
「テックリード」や「プロダクトマネージャー」って、会社によってどんな仕事をするかが違いますけれど、「アーキテクト」という肩書も具体的に何するの?って人によって言うことが違うと思うんです。
この本は、アーキテクトは「システムデザイン」とともに「プロジェクトデザイン」をする人だ、と言っているのが斬新だったのですが納得感がありました。

これからどんな人と一緒にお仕事したいですか?

マストを1つ、ウォントを2つ挙げます。
まずはココペリのミッション・ビジョン、プロダクトの戦略などに共感してくれることが絶対条件です。いろんな多様性があっても良いけどここだけは譲れなくて、意見の相違があっても、これらの点でぶれていなければなんとかなると思っています。

その上で2つ「こういう人がいたら良いなぁ」というのがあって。
ひとつは「今のココペリに無い、何らかの強みを持って、組織にその強みをインストール出来ること」。RPG のパーティを組むときを想像してもらうとわかりやすいかな?その人がパーティに居る理由って必ずあって、他の人にない得意技があったり、ユーティリティとして難局を切り抜けるきっかけを与えてくれたり、属性相性の兼ね合いでパーティーの穴を埋めてくれたりですね。
もうひとつは、良き「チェンジリーダー」になれることです。
これは、「今のココペリが良くないからチェンジをもたらしてくれる人」という話ではなく。ありふれた言葉の連続にはなるのですが、これから事業が進歩し組織も新しい経験をたくさんする、外に目を向ければビジネス環境も目まぐるしく変化する… ということはこれから当たり前だと思っていて、そういう状況の変化を前にすると、それまでの自分たちの「やりかた」や「当たり前」は通用しなくなってくる。そのときに率先して「チェンジ」の必要性を見出して、それを率いていけることが重要なんじゃないかと思っています。as-is と to-be の単純な二項対立を作って一度きりのチェンジをするのではなく、常に目の前の問題を乗り越えるための「チェンジ」を繰り返していけるか、みたいな。

なんか色々、「言うは易く行うは難し」なことを並べてしまったのですが、自分自身もまだまだこういう姿を体現できていないなと思うこともたくさんあります。だからこそ、そんな姿を見せてくれる人と働きたいという気持ちがあるし、それを人に求めて恥ずかしくないような仕事を自分自身もしていきたいと思っています。

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